2003/10/24 金

iBook G4 vs PowerBook G4

ついに iBook も G4 搭載となり、これで Apple が出す製品の CPU はすべて G4 以上となりました。また軽い物欲が首をもたげてきたのが悲しい性ですが、G4 搭載のノートブックが ¥124,800 から買えちゃうわけですから、まあ惹かれても致し方ないといったところです、たぶん(^^

ただ、そうなると気になるのが「PowerBook G4 とどう違うの?」といったところだと思います。素人目にみると、見た目をのぞけば、どうみても iBook のほうがコストパフォーマンスが高そうです。「画面解像度:1024×768」という iBook の伝統的スペックさえなかったら、買ってしまいますよ、僕は(^^

この点に関し、Apple のハードウェアプロダクト・マーケティング担当上級ディレクター、グレッグ・ジョズウィアック氏が以下のようなコメントをしています。

PCUPdate:Appleジョズウィアック氏、iBook G4とポータブル戦略を語る

「両製品とも、別々のターゲット層に向けて設計されている」 「PowerBookはプロ向けのアルミニウムデザインで、デュアルディスプレイとDVIをサポートする。これはプロ市場では重要なスペックだ。そしてG4プロセッサも違う(iBookのL2キャッシュはPowerBookよりも容量が少ない)し、グラフィックシステムも異なる」 「iBookはコンシューマーと教育のために設計されてきた。それは今でも変わらない」

うーん、ほんとにそんな視点でしか差別化するつもりがないんでしょうか。ちょっとがっかり。

一方で、普段は PCユーザであると思われる本田雅一さんが、PBG4 のレビューをしています。

本田雅一の「週刊モバイル通信」

数字だけで言えば、新型PowerBook G4は軽いわけでもなく、飛び抜けて高速なわけでもなく、薄型なわけでもない。米国で売れ筋のノートPCに比べれば、確かにスリムで軽量ではあるが、日本のユーザーから見れば、スペックから受ける印象は凡庸なものだ。  しかし、モノとしてのコダワリを徹底しているところはスゴイ。
ユーザーがPowerBook G4を初めて箱から出して、使い始めた時に感じるだろう、様々な体験を上質に演出しようとしているのは素晴らしいことだ。Windows機はCPUのクロック周波数、メモリサイズ、ハードディスクサイズといった数字を上げながら、コストを抑えなければ競争力を持ち得ない。ベンダーが悪いと切り捨てる人もいるが、ユーザーが低価格製品を求めている以上、致し方ない、といった面もある。結果、数字として表われにくい細かなディテールに拘った製品が非常に少なくなっている。そうした意味でも、PowerBook G4の存在は貴重だと思う。

ここでは PC vs PowerBook という視点ですが、PCユーザのほうが PowerBook の魅力をしっかり考えているのかも知れません。スペックだけではなく、モノとしての魅力をもっと全面に出していかないと、iBook にシェアを食われちゃうんじゃないでしょうか。

Posted by ooba at 23:58 | Comments (0) | TrackBacks (0) | このエントリーを含むはてなブックマーク
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